6月大歌舞伎「ヤマトタケル」
今話題(?)の新橋演舞場で行なわれている「6月大歌舞伎」の夜の部に昨日行ってきました
二代目市川猿翁・四代目市川猿之助・九代目市川中車、襲名披露興行の「6月大歌舞伎」の夜の部は、襲名披露興行では異例のスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」。
まずは、亀治郎改め四代目猿之助さんと中車さんのおふたりによる口上からスタート。
「前例にないことをするのがおもだかや。不可能を可能にするのがおもだかや。」という新猿之助さんの力強いお言葉に会場はヤンヤヤンヤの喝采でありました。
中車さんはやはりまだ緊張している感じがしましたが、おふたりの高ぶる気持ちがこちらにも伝わってきていい口上でした。
写真本当は撮っちゃいけないんだけど、皆パチパチ撮っているので・・・・
歴代の猿之助さんの隈取を重ねたものだそう。
で、「ヤマトタケル」ですが、これがとーっても迫力があって素晴らしかったです!
右近さん、笑三郎さん、笑也さん、猿弥さん、春猿さん猿之助一門が力を合わせ中門さんと団子ちゃんを支えている様子も伝わってきて、いや~、もう感動でした
もちろん、一番素晴らしいのは猿之助さんですけど、ワイドショーなどでは、中車さんばかりが取り上げられているので、猿之助ファンの私としては釈然としない感じもありました。
でも、観終わった後にはそんな気持ちは吹っ飛び、新しい歌舞伎の時代が来たような興奮に包まれたのでした。
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