ロックで独立する方法
「ロックで独立する方法」。ハウツー本のような書名ですが、著者は昨年亡くなった忌野清志郎さん。
図書館でこの本を見かけ、こんな本あったけな?と思いながら手に取ったら、清志郎の死後に出版されたものでした。なにかの雑誌に連載されていたものを出版したものですが、ロックで生計をたてようとする人以外でも好きなものを仕事にしている人であったら、とても参考になる本です。
80年代までは、大手レコード会社にも「オレがいいと思ったものは絶対売ってやる!」というガッツのある社員がいたそうですが、今のレコード会社の社員は皆サラリーマン化して、数字至上主義。
また、音楽が新聞に取り上げられるのはビーズが何万枚売った、とか何を歌っているのかよりも数字を取り上げたものばかり。マスコミのあり方や音楽業界の変な所を清志郎は本の中で「おかしくないか?」と警鐘をならしています。
なんだか、我々の業界にも通じる話で耳が痛い内容です。
いつの間にか、「いいもの」から「売れるもの」(売れそうなもの)ばかりを追っていないだろうか?と自分自身を反省してしまいました。
でも、いいものであっても売れなければなんにものならない。ここのところが難しいところで、私も日々、ここのところで葛藤しています。
酒屋で独立するのもなかなか難しいです
さて、音楽といえば、元音楽業界出身の栽培醸造家・山本友文が醸す、夏のお酒「サマーど」が入荷しております
発泡は弱く、微発泡程度。大人の滋養強壮ドリンクとしてお召しあがりください!
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コメント
おはようございます!
「俺が美味しいと思ったお酒は絶対に
売ってやる!」
という心意気を常に忘れないように・・・
でも実際、日々の流れの中で本質を見失いがちなんですよね^_^;
でもブログに載せたお酒を迷わずに買っていただけるお客様がいらっしゃると、
心が弾みますヽ(≧▽≦)ノ.+゜
今日も頑張りましょう(`・ω・´)シャキーン
投稿: まっちゃん | 2010/06/11 09:50
まっちゃん、おはようございます
ついつい日常業務に流されて、本質を忘れてしまいがちな今日この頃・・・・。
好きなモノ(酒)を商えることの幸せを思いながら、熱い想いを忘れずに、お互い張り切っていきましょうね!
でも、ホント、ブログを見て迷わずにお酒を買ってくださるお客様を見ると、ホント心が弾みますし、頑張ろう~!という気になりますよね!
今日もお互い頑張りましょう~!
投稿: s | 2010/06/11 10:46