男の酒 鷹勇
最近、当店でやたら鷹勇をすすめられるという方が急増しています。
店長の好みが熟成したキレのあるお酒で、それが鷹勇なのです。好みを押しつけているように感じていたのはわたしだけだったのでしょうか・・。鷹勇おいしいよ!という人が結構いらっしゃるのです。そんな方はやはり、花垣の山廃純米がおいしいと言ってくださる方だったりしますが・・・。
でも、いろいろ鷹勇を最近飲んでいるのですが、香りは熟成した香りがしますのでちょっと普通の方には厳しいのかな、と思っていたのですが、あの山うにとあうんです!そして、キレがいい!キレの良さというのはこういうことかと思う今日この頃です。
辛口純米、強力の郷とおすすめしてきましたが山廃純米と鷹匠が入荷しました。山廃純米は平成9年酒造年度のものです。ということは6年熟成してようやく出荷されたものです。常温だと熟成香と乳酸系の香り。ぬる燗にすると旨味がジワーっとでてきます。これをもっと高めの燗にするとちょっとバランスが悪くなりました。発酵系の食品とあわせるなら、冷や、常温でも面白いかもしれません。
そして、鷹匠。これは地元の農家さんが作った山田錦を70%精米で醸した純米酒です。常温ですと低精白の日本酒独特の香りがします。なんて言ったらいいのかわからないのですが、ヌガーのような香り。神亀の仙亀や秋鹿の80%の純米によく感じる香りです。はまってしまう人にはたまらない(?)香りです。味はけっこう軽め。度数が14度台だからでしょうか。そして、お燗にするとまあるい味になりました。本醸造のお燗はちょっとピリッとした感じが残りますが、これはピリッとしたところがなく、本当にまあるいという感じです。これで一升2,000円なら安いのではないでしょうか?
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